トップ > イベント案内 > イベント記録
熊野大学 過去のイベント記録
          

これより前の記録は随時掲載していきます

2018熊野大学夏期セミナー
「中上健次 1968/1978 ―新宿という「大学」そして部落青年文化会―」
 
 

1968年、新宿が最も熱かった時代。
中上健次は当時の思想文化を、ジャズ喫茶を介して全身で浴びながら、仲間たちと反戦運動等に関わると同時に、同人誌にてアマチュア最後の研鑽を積んでいた。 そして1978年、出自である「路地」と本格的に向き合い始める。
新宮市春日で地元の朋輩たちと、熊野大学の前身「部落青年文化会」を組織し、8回にわたる連続公開講座を開催した。
あれから50年/40年という節目の年に、1968年の新宿と1978年の新宮の双方を、あらためて見つめ、考える。

◆ 1日目(8月18日) 新宮市内~高田グリーンランドにてにて
・高田グリーンランドに移動 ~ 開校式~セミナー説明
・講演 宮沢章夫 <アイラーにきけと中上健次は言った。>
・講演 絓秀実  <小説言語の誕生―第二次ブントと中上健次>
・座談 絓秀実、高澤秀次、やなぎみわ
・大宴会

◆ 2日目(8月19日) 高田グリーンランドにて
・講座 高澤秀次<路地再開発と『部落青年文化会』の活動、そして現在>
・講座 山本崇記<1968→2018への架橋ー部落青年・開発(同和対策)・再路地化に向き合う実践>
・セミナー終了(12:00頃)/バスにて新宮駅へ/または各自解散

▲ページトップへ戻る

2017熊野大学夏期セミナー
「南方熊楠と中上健次を探る」
 
 

熊野のとば口田辺に、巨きな男あり  その男、博覧強記にして、奔放なる想像力を持ち、民俗と微細なるもの、洋の東西を問わず、森羅万象を解かんとして、日夜明け暮れたり  今に残れるポートレート眺むれば、フランスの「地獄の季節」の天才詩人ランボーその人なり、と驚愕せり  さもありなん  見よ、聞け、言葉の森に響くオペラ  檳榔樹と照葉樹の国くにの劇  南方熊楠は、閉塞の今こそ紐解かなければならない、知のエンサイクロペディアなのだ。          中上健次
 (「第一次南方熊楠計画」『第一次南方熊楠計画コンティンジェント・メッセージ群』)

◆ 1日目(8月5日) 新宮市内~高田グリーンランドにてにて
・高田グリーンランドに移動 ~ 開校式~セミナー説明
・講座 安藤礼二 「熊野・粘菌・曼陀羅」
・講座 町田康 「映画『熊楠 KUMAGUSU』のこと」
・対談 町田康×安藤礼二
・大宴会

◆ 2日目(8月6日) 高田グリーンランドにて
・対談 中上紀×渡邊英理 「『アメリカ・アメリカ』と中上健次」
・講座 松居竜五 「南方熊楠研究の現在」
・座談 「南方熊楠と中上健次」  安藤礼二、辻本雄一、中上紀、 松居竜五ほか
・軽食/セミナー終了(12:00頃)/バスにて新宮駅へ/または各自解散

▲ページトップへ戻る

2016熊野大学夏期特別セミナー
「中上健次生後70年 次世代へ」
 
 

木下健次が8月の熊野で産声をあげた1946年からちょうど70年。
作家・中上健次としてのデビュー(1965年「十八歳」)を経て、
「岬」で戦後初の芥川賞を受賞した1976年1月から、まる40年。
92前に他界するまで、日本の現代文学を牽引し続け、
そして「最後の近代文学の作家」とまで呼ばれるに至った彼の足跡と、
いまなお文学はじめさまざまなジャンルに影響を与え続けている現在を、
中上が生まれて70年目の熊野で目撃せよ!

◆ 1日目(8月5日) 新宮市内にて
貸切バスにて中上健次墓参。
開校式(新宮ジストシネマ)
プレトーク 「中上健次と溺れるナイフ」 山戸結希・井土紀州ほか
特別先行上映 映画「溺れるナイフ」
 (企画・制作幹事・配給 GAGA 11/5(土)全国ロードショー)
公開講座 「憂国呆談 LIVE」 田中康夫+浅田彰;コメンテーター=中森明夫
場所:高田グリーンランド

◆ 2日目(8月6日) 高田グリーンランドにて
<午前>
 「中上健次と溺れるナイフ」 山戸結希・井土紀州ほか
 「『日輪の翼』をめぐって」 渡部直己・浅田彰・中森明夫
<午後>
特別講座  斎藤環
特別対談 「中上健次と津島佑子」 柄谷行人・高澤秀次 
懇親会
やなぎみわ演出野外劇「日輪の翼」観劇

◆ 3日目(8月7日) 高田グリーンランドにて
<午前>
世界文学の中で考える「女性文学者が読む中上健次」
 バーバラ・ハートリー、渡邊英理、石川真知子
昼食/セミナー終了/バスにて新宮駅へ/または各自解散

▲ページトップへ戻る

2015熊野大学夏期特別セミナー
「戦後70年 ― 中上健次 平和と戦争 ―」
今年は第二次世界大戦での敗戦から70年目に当たる。戦時中の悲惨な記憶を抱え た人々がだんだん少なくなってきている現在、世界は不穏な動きを見せはじめ、 日本では、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復旧・復興の見通しも立たないまま、政権は強引に法律の制定を行おうとしている。
戦後生まれで初の芥川賞作家と称された中上健次が設立した熊野大学は、今年、 「戦後70年 ― 中上健次 平和と戦争 ―」と題し、我々は何をすべきか、どう声を上げるべきか、文学の立場からのみならず、いろんな側面から、戦前戦後の熊 野はどうであったのかをふまえつつ、世界平和を実現する手がかりを討論したい。
熊野でしか話せないこと、二泊三日でしか語り合えないことがここにある。

8月7日(金)高田グリーンランド
中上健次墓参
・対談・いとうせいこう×奥泉光「『十九歳の地図』を読み解く(タイトル未定)」
・講座・モブ・ノリオ 
 「核汚染放置戦争準備エンタメ洗脳国家・日本の現状と、己自身を熊野の地から見つめなおす」

8月8日(土)高田グリーンランド
講座・中田重顕「戦後70年の折節。『熊野びとの戦争』」
(朗読・阪本浩子氏(元有線放送アナウンサー))
対談・中上紀×谷崎由依
対談・高澤秀次×大澤真幸
座談・高澤秀次×大澤真幸×中上紀×谷崎由依
大宴会
二次会・裏セミナー(講師・聴講生共に自由参加)

8月9日(日)
くまくま会の時間(若手中上健次研究者の研究発表)
  「活動報告とこれからの中上建次研究について」 鈴木華織(法政大学臨時職員)
  「後期作品論への補助線」 今井亮一(東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程)
  「中上健次と『食』」 松本 海(早稲田大学文学研究科 博士後期課程一年)
  「中上健次『枯木灘』―秋幸の存在不安」 佐藤綾佳(中京大学大学院文学研究科博士後期課程)
講座・市川真人「中上健次作品の聖地巡礼」

▲ページトップへ戻る

佐藤春夫没後50年記念事業・2014熊野大学夏期特別セミナー
「文学と女性性 ~佐藤春夫と中上健次をめぐって~」
8月8日(金)新宮市市民会館・大ホール
中上健次墓参
映画「野ゆき山ゆき海ベゆき」上映 (新宮市民会館にて一般公開)
   原作=佐藤春夫「わんぱく時代」 監督=大林宣彦
講 演(一般公開講座):大林宣彦 「熊野と春夫と私」

8月9日(土)高田グリーンランド
講座 和賀正樹
講座 辻本雄一
対談 村田沙耶香×藤野可織
講座 松浦理英子
講座 斎藤環
座談 松浦理英子・斎藤環・藤野可織・村田沙耶香・中上紀
野外バーベキュー会場にて大宴会
同会場にて特別イベント「ライブ・ペインティング」黒田征太郎・中村達也 
二次会・裏セミナー(講師・聴講生共に自由参加)市川真人・中上紀 ほか

8月10日(日)
熊野の文化人によるお話
「熊野・山里の暮らしと方言 その豊穣」 城和生
「世界遺産熊野の魅力」 速水盛康
「大逆事件と南紀新しき村・黎明ヶ丘」 中田重顕

▲ページトップへ戻る

熊野大学夏期セミナー2013 ―中上健次、半島、宿命―
8月2日(金)新宮市市民会館・大ホール
中上健次墓参
講演 「パッチギ!トーク 私の中の中上健次」 井筒和幸
  聞き手=佐藤康智

8月3日(土)高田グリーンランド
講演 「聖地 ハンセン病 禁忌」 和賀正樹
鼎談 「食べるエネルギー祈るエネルギー」 韓江(ハン・ガン)×中沢けい×中上紀
      講演 「中上健次の韓国」 川村湊
座談 「在日『日本語文学』と中上健次」 川村湊×高澤秀次
熊野大学夏期セミナー名物・深夜裏セミナー/村田沙耶香・市川真人

8月4日(日)
他所から熊野へ移住された方々のミニ講座 「『よそもの』は『熊野』をこう語りたい…地元もまた」 
 ・「黒潮に惹かれて」  桐村英一郎(著述業 元朝日新聞経済部長)
 ・熊野大学東京組のアピール 
 ・「考える 工夫する 稼がない…共育学舎がめざすもの」  三枝孝之(NPO法人共育学舎代表)
 ・「存亡ぎりぎり・千年つづく山里」  外山(春原)麻子
 ・「新宮よもやま話」  大川治(大川鍛冶)

▲ページトップへ戻る


中上健次没後 20年 ’12熊野大学夏期特別セミナー「ケンジアカデミア」
8月3日(金)
中上健次墓参
講座① 文芸漫談 奥泉光×いとうせいこう
講座② ライブペインティング  黒田征太郎
      朗読 中上紀
      BGM「新宮中上的音宇宙」(構成:中上紀 制作:嶋田智)

8月4日(土)高田グリーンランド
講座③ 「世界は中上健次をどう読んでいるか」
      バーバラ・ハートリー×高澤秀次×和賀正樹
講座④ 「writers on the border」「映画、熊野、中上健次」上映
講座⑤ 「映画『千年の愉楽』を巡って」若松孝二×浅田彰×いとうせいこう×高良健吾
     <浅田彰さんが「Realkyoto」にこの時のご発言をまとめてリライトされています>
講座⑥ 講演 柄谷行人 
講座⑦ 対談 浅田彰×柄谷行人
講座⑧  「中上健次の思い出」紀和鏡(中上かすみ) 
講座⑨  「没後20年」
      柄谷行人、浅田彰、渡部直己、高澤秀次、いとうせいこう、奥泉光、市川真人、中上紀
分科会(二次会) 
      市川真人(批評家)、岡田亨(TVディレクター)、勝浦雄人(作家)、佐藤康智(批評家)、
      澤西祐典(作家)、墨谷渉(作家)、棚部秀行(新聞記者)、福永信(作家)、
      待田晋哉(新聞記者)、松浪太郎(作家)、飛弾五郎(社会活動家)

8月5日(日)
講座⑩  「俳句と中上健次」宇多喜代子×中上紀 進行:杉浦圭祐
追悼野球大会は雨のため中止

▲ページトップへ戻る


追想 原田芳雄さん新宮映画会
2012年2月5日(日)
上映作品:「大鹿村騒動記」
       「熊野、映画、中上健次を語る~原田芳雄」
舞台挨拶:石橋蓮司、岸部一徳、佐藤浩市、原田喧太
「原田芳雄さん写真展」写真・山川雅生
熊野しんぐうフィルムコミッション(構成団体:新宮市 新宮商工会議所 新宮市観光協会)との共催
会場:新宮市民会館大ホール

▲ページトップへ戻る


2011年 熊野大学夏期特別セミナー「中上健次と大逆事件100年」
8月5日(金)
中上健次墓参
講演「熊野百年に思うこと」中上紀
特別講演「中上健次の人間愛」佐木隆三
トーク 佐木隆三×中上紀

8月6日(土)
「中上健次と大逆事件100年」(高田グリーンランド)
講演・基調報告
  高澤秀次(文芸批評家)・辻本雄一(大逆事件の犠牲者を顕彰する会 佐藤春夫記念館館長)ほか
シンポジウム
  パネラー:高澤秀次・辻本雄一・中上紀ほか

8月5日(日)
熊野川下りツアー(自由参加)

▲ページトップへ戻る

                             
2010年度熊野大学夏期特別セミナー「特集・熊野、中上健次、そして映画」
8月6日(金)
中上健次墓参
特別講演「強烈な存在感~中上健次の思い出」瀬戸内寂聴 (新宮市民会館大ホール)

8月7日(土)
映画上映(新宮市民会館大ホール)
「赫い髪の女」(79年・監督/神代辰巳・脚本/荒井晴彦)
「火まつり」(85年・監督/柳町光男・脚本/中上健次)
覆面上映
シンポジウム「熊野、中上健次、そして映画」
パネラー:上野昂志、荒井晴彦、井土紀州、青山真治

8月8日(日)
熊野文学散歩(自由参加)
(佐藤春夫記念館、西村伊作記念館、中上健次資料室他、新宮市の文学ゆかりの場所)

▲ページトップへ戻る

         
2009度熊野大学夏期特別セミナー「21世紀、熊野から文学」
8月7日(金)
中上健次墓参
プログラム1 公開講演「アニとしての中上健次」重松清
プログラム2 公開講座「中上健次の『ひと』と文学」重松清×中上紀(新宮市職業訓練センター)

8月8日(土)
プログラム3 「人間 中上健次No.1(上京まで)」
        大江真理(熊野書房)、松本巌(熊野大学理事長)、西嶋潮香 聞き手:中上紀
プログラム4 特別講座「中上健次の被差別部落認識と新宮の部落史」守安敏司(水平社博物館館長)
プログラム5 討議:島田雅彦、中村文則、円城塔、中上紀、前田塁
         「21世紀の日本で小説はほんとうに可能か 1」
プログラム6 「21世紀の日本で小説はほんとうに可能か 2」
プログラム7 テーマ別講義・討議(自由参加)

8月8日(日)
基本的に自由参加。野球大会、観光案内

▲ページトップへ戻る

                     
2008度熊野大学夏期セミナー
8月8日(金)
高田グリーンランドで渡部直己の講演「中上健次と上田秋成」と高澤秀次との対談。

8月9日(土)
午前「今を生きるということ」はモブ・ノリオほか。
午後からシンポジウム
タイトル「中上健次の世界2008」
基調講演: 「大江健三郎から中上健次へ」小林敏明
講師: 浅田彰/東浩紀/柄谷行人/小林敏明/高澤秀次

▲ページトップへ戻る

         
2007度熊野大学夏期セミナー
8月3日(金)
高田グリーンランドで青山真治・柄谷行人・渡部直己・高澤秀次によるシンポジウム
第一部「中上健次『現代小説の方法』をめぐって」。

8月4日(土)
午前、旧「文芸首都」同人の勝目梓・唐沢るみ子による対談ほか、聴講生シンポジウム「今を生きるということ」を、「隈ノ曾」結成20周年記念イベントとして行う。

午後から第二部シンポジウム
テーマ「中上健次と20世紀の芸術」
基調講演:「熊野/ミシシッピ」 管啓次郎
講師:岡崎乾二郎/柄谷行人/管啓次郎/高澤秀次

新宮市立図書館内の中上健次資料室では、発見された「半蔵の鳥」「六道の辻」「天人五衰」(『千年の愉楽』)の生原稿が公開され、聴講者に一部そのコピーが配布された。

▲ページトップへ戻る