熊野大学とは
「熊野大学」は和歌山県新宮市出身の作家中上健次が設立した文化組織です。
ここでは「熊野大学」のこれまでの、そして、これからの活動を紹介します。
新着情報
TOPIC
「すばる」2017年1月号 
高澤秀次氏「物語のプロレタリアート 
―津島佑子と中上健次」掲載の
お知らせ
「文學界」10月号 集英社の「すばる」2017年1月号高澤秀次氏の評論
「物語のプロレタリアート ―津島佑子と中上健次」
が掲載されました。

熊野大学夏期特別セミナー2日目(2016年8月6日)の
柄谷行人さんとの特別対談「中上健次と津島佑子」
基づく論考です。


高澤秀次
「物語のプロレタリアート ―津島佑子と中上健次
「すばる」2017年1月号  

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「文學界」2016年10月号 「中上健次と津島佑子」掲載のお知らせ
「文學界」10月号 文藝春秋の「文學界」10月号
熊野大学夏期特別セミナー2日目(2016年8月6日)の
柄谷行人さん高澤秀次さん
特別対談「中上健次と津島佑子」が掲載されました。



柄谷行人×高澤秀次
生誕70年 中上健次と津島佑子」
  
「文學界」2016年10月号  

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「ソトコト」2016年10月号 「憂国呆談 LIVE」掲載のお知らせ
集英社「すばる」11月号「シンポジウム熊野大学2014」
木楽舎の「ソトコト」10月号
熊野大学夏期特別セミナー1日目(2016年8月5日)の
田中康夫さん浅田彰さん
そしてコメンテーターの中森明夫さん
公開講座「憂国呆談 LIVE」が掲載されました。


「田中康夫と浅田彰の憂国呆談 season 2」
  中上健次の熊野大学から、
  湾岸戦争の反戦声明、
  差別用語の問題、
  米大統領選の裏側まで。
「ソトコト」2016年10月号  

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やなぎみわさんからのメッセージ

 野外劇『日輪の翼』をご観劇くださった皆様へ。

土砂降りの松坂で鳴り響く暴風雨警報の携帯アラームを無視して、
新宮から飛ばしてきてくれた熊野大学の迎えの車に乗り込んだのは2年前の8月。
花の窟神社あたりまで車窓はほぼ完全にホワイトアウトし、
怒涛の瀧の中をくぐるような「禊ぎ」でした。

ですから、『日輪の翼』公演は、きっと風雨、雷の天変地異が起きると覚悟を決めていたのです。
お客さんとスタッフ演者には大変な我慢を強いることになるけれど、
みなで泥まみれになっても仕方ない、トレーラーが豪雨の中でトグロを巻いても良いと
思っていました。

ところが新宮に来てから終演まで凪ぎたる月夜。熊野の神々が、珍しく和御魂を下さいました。
しかし、これからの旅路では雨風も高潮の日もあります。
野外劇は、自然の前に人間の存在が塵芥のごとく小さいことを思い出させてくれます。
同時に、万物照応する至福の無時間を、何度でも繰り返して
無明に変えてしまう人間の技の業の深さも。

時間の流れとは何か、因果とは何かを。
芸術は生命に集まるエネルギーの集積です。
集積は、摩擦や粘度が無ければ起こらないのが自然の法則であり、
中上健次は自らの創作でそれを体現しつつ、
演劇は交通し流動し言葉を破壊し再生させよ、と私に示してくれました。

漂流するトレーラーと我々の歌垣が、
熊野と中上作品の「魂振り」を長く続けておられる熊野大学の皆さんと、
此岸と彼岸の全ての観客の方々の、せめてもの心の慰めになれば幸いです。
翼竜の旅路を、これからも見守ってください。

2016年8月12日 たわわに実る福島の桃園より やなぎみわ

『日輪の翼』2016ツアー
8月27、28 日 高松港 (瀬戸内国際芸術祭)
9月2、3、4日 大阪公演 (名村造船所跡地)
http://www.yanagimiwa.net

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 2016熊野大学夏期特別セミナー

 
「中上健次生後70年 次世代へ」開催
2016熊野大学夏期特別セミナーは終了いたしました。
ご参加、ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。

申込者数が定員を超えたため、
ご参加できなかった皆様、申し訳ありませんでした。

 
2016年8月5日(金)~7日(日)
開催場所 和歌山県新宮市
[講師] 浅田彰、石川真知子、井土紀州、柄谷行人、斎藤環、
高澤秀次、田中康夫、中森明夫、バーバラ・ハートリー、
村田沙耶香、やなぎみわ、山戸結希、渡邊英理、渡部直己/
市川真人、中上紀 他
                                 (五十音順・敬称略)
8月5日(金)20:00からの
公開講座 「憂国呆談 LIVE」 田中康夫+浅田彰;コメンテーター=中森明夫
は、セミナー聴講生以外の方でも無料でご入場可能です。
(会場:高田グリーンランド
それ以外の講座は、セミナー聴講生のみ入場可能です。

8月6日(土) 18:30開演のやなぎみわさん演出・美術『日輪の翼』 新宮公演は、
一般の方も、ご来場頂けます。(別途、チケット購入要)



木下健次が8月の熊野で産声をあげた1946年からちょうど70年。

作家・中上健次としてのデビュー(1965年「十八歳」)を経て、

「岬」で戦後初の芥川賞を受賞した1976年1月から、まる40年。

92前に他界するまで、日本の現代文学を牽引し続け、

そして「最後の近代文学の作家」とまで呼ばれるに至った彼の足跡と、

いまなお文学はじめさまざまなジャンルに影響を与え続けている現在を、

中上が生まれて70年目の熊野で目撃せよ!


■ プログラム (講演内容、講師などは予告なく変更する場合があります)

◆ 1日目(8月5日) 新宮市内にて

14:00 新宮駅集合 >新宮市までのアクセス
貸切バスにて中上健次墓参。
開校式(新宮ジストシネマ)
プレトーク 「中上健次と溺れるナイフ」 山戸結希・井土紀州ほか
特別先行上映 映画「溺れるナイフ」 <http://gaga.ne.jp/oboreruknife/
 (企画・制作幹事・配給 GAGA 11/5(土)全国ロードショー)

20:00~公開講座 「憂国呆談 LIVE」 田中康夫+浅田彰;コメンテーター=中森明夫
この講座のみ、セミナー聴講生以外の方でも無料でご入場可能です。
場所:高田グリーンランド


◆ 2日目(8月6日) 高田グリーンランドにて

<午前>
 「中上健次と溺れるナイフ」 山戸結希・井土紀州ほか
 「『日輪の翼』をめぐって」 渡部直己・浅田彰・中森明夫
<午後>
特別講座  斎藤環
特別対談 「中上健次と津島佑子」 柄谷行人・高澤秀次 
懇親会
やなぎみわ演出野外劇「日輪の翼」観劇

◆ 3日目(8月7日) 高田グリーンランドにて

<午前>
世界文学の中で考える「女性文学者が読む中上健次」
 バーバラ・ハートリー、渡邊英理、石川真知子
昼食/セミナー終了/バスにて新宮駅へ/または各自解散

■参加費
 33,000円 (2泊3日の宿泊・食費・舞台『日輪の翼』チケット・貸切バス移動費を含んでおります)
※ 新宮までの交通費は含まれません

■申込期間
 2016年7月1日(金)~7月31日(日)

■定 員
先着70名


■主 催  熊野大学

■協 賛  (株)インスクリプト、 小学館デジタル事業局、早稲田文学 (五十音順)

■後 援  和歌山県、新宮市、新宮市教育委員会、中上健次資料収集委員会、新宮市観光協会

■関連リンク
熊野大学コーディネーターブログ(http://ameblo.jp/kumanodaigaku )
熊野大学フェイスブック(https://www.facebook.com/kumanodaigakuofficial)
熊野大学Twitter(https://twitter.com/kumanodaigaku)


さらなる詳細は随時公開いたします。

※ 高田グリーンランドは、新宮から車で20分ほどの山中にある温泉宿泊施設です。

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中公文庫 『路上のジャズ』 2016年7月22日発売
生誕70年
1960年代、新宿、ジャズ喫茶
 
中公文庫『路上のジャズ』中上健次 “野生の青春”のすべてがここにある。ジャズと青春の日々をめぐる作品集


1960年代、新宿、ジャズ喫茶。
エッセイを中心に詩、短篇小説までを全1冊にしたジャズと
青春の日々をめぐる作品集。
小野好恵によるインタビュー併録。
文庫オリジナル。カバー写真=森山大道

出版社: 中央公論新社
※詳細はこちら(中央公論新社サイト) >>

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中上健次電子全集、2016年4月15日より配信開始
小学館デジタル事業局さまからのお知らせです。
生誕70年記念企画!史上初の全著作物を完全網羅!!
P+D BOOKS『鳳仙花』中上健次 戦後を疾走した不世出の作家、
中上健次の[熱]が、いま、ここに甦る!



株式会社小学館では、戦後生まれ初の芥川賞作家であり、作家をはじめとする多くのクリエーターたちに影響を及ぼした、伝説の作家、中上健次の生誕70年を記念して、中上健次の全創作物を完全収録した、史上初の個人電子全集を、2016年4月15日より、毎月1巻ずつ、全21巻を配信開始いたします。

本体価格は生誕年の1946年に因んで、1946円となります。
中上健次電子全集の5大特徴

■ 作家自らの熱い想いがこもった、初出にこだわり、底本とした電子全集
■ 小説、エッセイ、講演、対談、座談会等を、年代別、テーマ別に再構成し、完全収録
■ 各巻に、生原稿、スナップ写真、自筆メモ等、貴重なお宝付録が満載
■ 長女・中上紀氏の回顧録「家族の道端」や、元担当編集者からのエッセイなど、
  収録作品が執筆された当時のエピソードを加えることで、作品理解が一層、深まる
■ 中上健次研究の第一人者・高澤秀次氏が特別監修

※中上健次電子全集特設サイト
http://ebook.shogakukan.co.jp/nakagami/

□ 価格は、1巻1,946円(税別)
□ 対象端末/電子書籍専用端末、スマートフォン、タブレット端末、PC。
□ 販売サイト/主要な電子書店

中上健次電子全集 2016年内 各巻の配信予定

第1回配信「紀州熊野サーガ① 竹原秋幸三部作」2016年4月15日
(主要収録作品)『岬』『枯木灘』『地の果て 至上の時』

第2回配信「紀州熊野サーガ② オリュウノオバと中本の一統」同5月20日
(主要収録作品)『千年の愉楽』『奇蹟』

第3回配信「初期作品集Ⅰ 未成年の慟哭」 同6月17日
(主要収録作品)『一番はじめの出来事』『灰色のコカコーラ』『十九歳の地図』

第4回配信「エッセイ集 1960年代~70年代」 同7月15日
(主要収録作品)『初期文集』『鳥のように獣のように』『夢の力』

第5回配信「紀州熊野サーガ③ 女たちの物語」 同8月19日
(主要収録作品)『鳳仙花』『紀伊物語』『水の女』

第6回配信「戯曲・シナリオ・小説集」 同9月16日
(主要収録作品)『火まつり』『日輪の翼』『火の文学』『かなかぬち』

第7回配信「紀州熊野サーガ④ 変成する路地世界…」 同10月21日
(主要収録作品)『化粧』『熊野集』『紀州 木の国・根の国物語』

第8回配信「エッセイ集 1970年代~80年代」 同11月18日
(主要収録作品)『風景の向こうへ』『アメリカ、アメリカ』

第9回配信「初期作品集Ⅱ 路地世界の生成」 同12月16日
(主要収録作品)『蝸牛』『鳩どもの家』『火宅』『蛇淫』

※詳細はこちら(中上健次電子全集特設サイト) >>

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集英社「kotoba」2016冬号
 「特集 中上健次 ふたたび熊野へ」発売のお知らせ
「kotoba」2016冬号 「特集 中上健次 ふたたび熊野へ」
集英社「kotoba」2016年冬号
2015熊野大学夏期セミナーの講演や対談も採録された、
中上健次生誕70年記念特集『kotoba』第22号(2016年冬号)が発売されました。

<Contents>
中上 紀 中上 紀が「中上健次」略年譜を解説する
島田雅彦 涙が止まらなかった一言

Part1 中上健次を知る
水谷 豊 回想『青春の殺人者』
都はるみ 私のことを思ってくれる兄のような人
中上 紀×柴崎友香
中上健次が描いた「女」の物語に見る戦争
上原善広 中上健次と「路地」
紀和 鏡 中上健次という回転体
荒木経惟 追憶のソウル
市川真人 秋幸と龍造
Part2 中上健次を語る
大澤真幸 「未来の他者」と中上文学
奥泉光×いとうせいこう 「十九歳の地図」を読む
菊地成孔×安岡 真 一九六五年、新宿ジャズ文化に恋をした中上健次
四方田犬彦 中上健次と映画との、ちょっと複雑な関係
野谷文昭 ノックとしての『蜘蛛女のキス』
ジャック・レヴィ 繰り返す潮音、繰り返す『奇蹟』の夢
外波山文明 かなかぬち─中上健次が書き下ろした戯曲
やなぎみわ トレーラー公演「日輪の翼」演出考
バーバラ・ハートリー 「無告の民」の声を描いて
高澤秀次 アニミズム的世界を復権させた中上文学
宗像和重 「柵」としての集計用紙
今井亮一 中上健次と新宿

Part3 中上健次を読む
町田 康 『軽蔑』─矛盾なき神々の争闘
古川日出男 いちばん美しい、いちばん獰猛な作品、『奇蹟』

[短編再録]中上健次 「大鴉」
初めての、あるいは再読のための中上健次主要作品ガイド

集英社「kotoba」2016年冬号

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集英社「すばる」2014年11月号
「シンポジウム熊野大学2014」掲載のお知らせ
集英社「すばる」11月号「シンポジウム熊野大学2014」
集英社の月刊文芸誌「すばる」11月号にて
2014年8月8日(金)~10日(日)和歌山県新宮市で開催した
佐藤春夫没後50年記念事業・2014熊野大学夏期特別セミナー
「文学と女性性 ~佐藤春夫と中上健次をめぐって~」が
特集されています。

【講演】
文学とマイノリティ   松浦理英子

【座談会】
文学と女性性    松浦理英子+藤野可織+村田沙耶香+中上紀
集英社「すばる」2014年11月号

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